生命保険
こちらも読んだ。当り障りのない入門書。あまり「こうすべきだ」という主張はなく、徹頭徹尾紹介本といった感じ。
保険の趣旨としては「低確率×高額出費」に備えるというものだと思うが、確かにお金のある人は貯蓄性の保険もいいのかもしれない。むしろそうすると 保険という土俵 よりは 投資という土俵 での勝負だと思うが。
本書とは関係ないが、保険の紹介でよくわからないのが、定期保険・終身保険とかいったものを医療保険とかと同列(特にカテゴリーを分けず)に紹介しているものがあるが、
保険内容= 保険の入り方(定期/終身) × 対象分野(死亡/医療)
だと思うので、全く別カテゴリーの話を同列に語っているように見える。こういうところも保険の難しさに拍車をかけている。
そもそも、「保険には3種類あります。定期保険、終身保険、養老保険と言いまして・・・・」というような分類を元にした説明が初学者を混乱させる。定期と終身という契約期間を元とした2分類があって、定期の派生系として養老保険がある、といった説明が正確だろう。本当にこんな説明でわかりやすいと思っているのだろうか?
図解入門ビジネス最新生命保険の基本と仕組みがよ?くわかる本[第2版] (How‐nual Business Guide Book)
- 作者: 石橋知也
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2011/12/15
- メディア: 単行本
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